Mie-LIP DB事業のご案内
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概要
Mie-LIP DB事業は、三重県、三重大学病院、地域の中核病院が連携･協力して、患者さんのご理解のもとに参加医療機関の医療情報データをサーバセンターで各病院別に保管・管理して、次の目的で使われます。
1. 大災害で医療情報データが失われて、適切な医療を受けることが困難な場合に、サーバセンターで保管・管理している医療情報データを使用します。
2.
医療情報データを匿名化（個人情報を削除）して、集計･解析することにより医療の質の向上や近未来医療の開発に役立てます。
図1. Mie-LIP DB サーバセンターの概要
２災害時における医療情報データの利活用
東日本大震災では、医療情報データが失われたために、適切な医療を受けることが困難となる問題が発生しました。三重県では災害に強い基盤づくりを目的として、患者さんのご理解と医師や医療機関の協力のもとに、医療情報データをサーバセンターに各病院別に保管・管理します。
災害で医療情報データが失われた場合に、 サーバセンターで保管・管理されている医療情報データを用いて、適切な医療が継続できます。
また、病院機能が失われた場合には、災害拠点病院で今までの医療を継続できるように、診療に必要な情報のみを運搬して診療に役立てます。
図2．災害時の医療情報データの利活用
３匿名化データベースの利活用
サーバセンターで保管・管理されている医療情報から患者さん個人を特定できるような個人情報（名前や生年月日、住所）を削除し、匿名化データベースを用いて医療の向上のための研究に役立てさせて頂きます。
図3．匿名化データベースの利活用
４お問い合わせ先
この事業に関しまして、情報の取扱い等に関する詳細について、不明な点等がありましたら、下記担当窓口にご連絡ください。
Mie-LIP DBセンター（三重大学医学附属病院臨床研究開発センター内）
電話：059-231-5431